父の末期がん闘病記

がんの再発を父には告げられない

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父のがん再発を告知されてからの数日間、わたしは心身ともにどん底の状態でした。

ひとりで夕食を食べる時などは、無性にさびしくてテレビをつけるのですが、画面はチカチカ点滅し、音はガンガン鳴っているのですが、何が写っているのか、何を言っているのかなど、内容はサッパリわかりませんでした。

ストレスからか食欲は無く、たいした量を食べてもいないのに下痢が一週間あまりも続きました。

ようやく私がショックから立ち直って、例の高価な健康食品を再度、父に飲ませようと考えたのですが、飲むように勧めることができません。

勧めることができない理由は、この時点では、(がんの再発が発見された時)未だ父に食物が飲み込みにくい等の食道がんの自覚症状が全く出ていないのです。このタイミングで例の高価な健康食品を「もう一度、飲んでみたら?」と勧めることは、父にがんが再発したことを知らせるのと同じ意味をもつのです。

がんが寛解した時、放射線科の担当医が父に「本当は食道がんだったのですが消滅しました」と他の患者さんもみえる大部屋で父に告げなければ・・と悔やまれてなりませんでした。(医師としては快挙だったでしょう。ガン告知を済ませている同室の患者さんへの励ましやアピールの意味もあったのでしょう。父の治療中は、病名を伏せて、トンカツが喉に詰まった時のカサブタを放射線で焼く・・・ということで押し通しました。でも、たぶん父は自分が、がんだと気づいていたのではないかと思います)

どんな方法でもよいので治療方法があれば、たとえ、わずかでも良くなる見込みがあれば、
「例の健康食品を飲めば、また良くなるかもしれないよ」と言えるのですが、最初のがん発見時とは違い、何も治療ができない、担当医もあきらめきっている現状で、父にがんの再発を知らせることは・・・私にはできませんでした。
(最初にがんが発見された時は、治療をすれば消えないまでも、40%くらいの大きさまで小さくできると言われていました)

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